担当制
一日の大半を園で過ごす乳幼児にとって、精神的な安らぎが一番です。母のような、ぬくもりのある保育士は、一人一人の子どもとの結びつきを大切に、担当制で子どもと関わっています。 子どもを担当することにより、保育士と子どもとの関係が豊かになり、子どもは精神的に安定し、安心して園生活を過ごすこととなります。食事・睡眠・排泄・着脱など担当保育士と一緒にコミュニケーションをしながら行っています。
日課
子どもたちが園で快適に過ごすことができるように、ご家庭と園とが協力し合い、一日を見通しながら、食事や睡眠の時間を考えて一人一人の生活のリズムを整えています。(当園では“日課”と呼んでいます。)日課に沿って、毎日、規則正しい生活のリズムで過ごすことは情緒の安定にもつながり、心身ともに満たされた健やかな育ちとなります。
●0歳児クラスの日課(一例)
月齢や発達、食事やミルク、睡眠等のリズムや生活の環境により、一人一人に添った日課を作っています。また、日課は成長に合わせ、毎月、見直しています。
受け入れ室
受け入れ室は排泄の場でもありますが、親子で触れ合う場ともなっています。登園後、園の布おむつに換えて「行ってくるね」と声をかけて安心して仕事に向かってもらっています。保護者同士や保育士とのコミュニティーの場でもあり、保護者の居場所ともなっています。
慣らし保育
親子での慣らし保育を行っています。
保護者に見守れらながら過ごすことで保育園にも慣れやすく不安を和らげることができます。保護者も保育園での生活の様子や遊び、育児の様子を実際に知ることで、安心してお仕事に向かうことが出来ます。
わらべうた
わらべうた…それは、なんとも懐かしい響きを感じさせてくれます。
遠き昔より、伝えられ・唄われてきた「わらべうた」。
わらべうたは、子どもが主人公の、子どもが唄い、子どもが遊ぶという意味があります。わらべうたを唄いながら、大人と子どもが体や顔、手足を触れ合わせながら遊ぶことで、子どもは、たとえようもない満足感を味わうことができ、精神的な落ち着きを得ることができます。子どもと大人のより一層深いつながりを育むためにも、当園ではわらべうたを大切に唄っています。
布おむつ
当園では布おむつを使用しています。子どもの心理的発達に良い影響を与え、肌に優しく環境にも優しい布おむつは、赤ちゃんにとってとても重要なことと考えています。 紙おむつに比べて布おむつの方がおむつ替えの回数が増えますが、保育士は"やっぱり布おむつが一番"との声です。布おむつは園で用意しており、ご家庭からはおむつカバーのみ準備してもらっています。(布おむつの使用については無料です。洗濯などの衛生管理は業者に委託しています。紙おむつの場合は家庭より持参となります。使用後の紙おむつの処分も園で行っています。)
食事(食器・食材など)
• 食器具は子どもの心を育てる大切な道具です。園でデザインした安定感のある砥部焼(園のオリジナル)を使っています。
• 食器やスプーンは、子どもの発育に合わせた大きさの物を使っています。
• 離乳食は子どものペースに合わせて進めることで、しっかり「噛むことのできる子」に育ちます。
• 子どもの食生活は、家庭と園との連携が必要です。栄養士が園独自の献立を作成し子どもの育ちに合った家庭料理(煮物・あげ物・汁物)を中心に作っています。
• 食材は新鮮な旬の野菜を仕入れ、調味料は出来るだけ無添加とし、だし汁は昆布やいりこで取っています。
• アレルギー児について:医師の診断によるアレルギー源を除去し、アレルギーを伴う食材はできる限り用いないようにしています。
• 食品ロスやプラスチックゴミ問題など、環境に配慮した取り組みを心がけています。